肥満

 手術器具の細さと長さのために、痩せた人と同じようにPED法で手術でき、早期に歩行できますので血栓症などの合併症が生じにくいです。お相撲さんのように大変重い人は手術台が壊れなければ手術を行うことができますが、たいへん心配です。

図10-①.肥満
身長180 cm 体重120 kg 20歳代 男性
主訴:左腰下肢痛 麻痺なし。

経椎弓間法で手術しましたが、他のPED法と同様に手術創は1箇所であり、その長さは8 mmです。

 

図10-②.L4/5 尾側に移動したヘルニア(赤矢印)

 

 

 

 

 

図10-③.術後1年 ヘルニアはなく、腰下肢痛もありません。